平成３１年１月２１日　進路が確定してる３年生２クラス（約６０名）を対象に、約２時間授業を行いました。授業を担当したのは、椛島浩二委員と竹中志織委員です。

前半は、「契約とは何か」「キャッシング」「クレジット「連帯保証」「悪質商法の事例」について授業をしました。 高校生は、言葉は聞いたことあるものの、実体はよくわからないというのが現状かと思います。授業は、図や絵を交えたパワーポイントを使用して、なるべくわかり易い説明を心がけています。生徒の皆さんはメモを取りながら、真剣に話しを聞いてくださっていました。

後半は、「クーリングオフ」と「ＳＮＳと法律問題」について授業をしました。ＳＮＳで写真を投稿して、それが個人情報の流出につながってしまった事例や、他者の権利を侵害するとして裁判になった事例等を紹介させていただきました。

授業後に講師宛に送付いただいた感想文に、次のような感想がたくさんありましたので、ご紹介いたします。

『契約には色々な種類があり、理解しないで契約をすることが危険であることを知った』

『キャッシングが借金であり、利息を含めると借りた金額よりも多く返さなければならず、気軽に借りたりすると、場合によっては返せなくなるので危険だと思った。成人になっても絶対に利用しません』

『連帯保証人に安易になると自分が他人の借金を背負うことになることを知り、簡単になってはいけないと思った』

『自分のＳＮＳの使い方が正しいのかを、考え直すきっかけになった』

『ＳＮＳの利用にあたっては、ルールを守って、全ての人が不快に思うことがないように利用したい』

この日の授業を担当させていただいて、本当に良かったなと思う感想ばかりでした。福岡県司法書士会では出前授業を行っています。開催ご希望の学校がございましたら、気軽にお問い合わせください。

問い合わせ先：福岡県司法書士会事務局　ＴＥＬ（０９２）７１４－３７２１